運転免許（苦労話・愚痴編）

アメリカに住む日本人の友人達に聞くと「日本で運転してたんでしょ？　アメリカの方がずっと簡単だよ。」と言われ、あーそんなものか。確かに道も整備されていて分かりやすいし、なんとかなるかなーとのんびり構えてました。

が、

不器用な私にはそうも行かず、とろさ加減を発揮してしまいました。

まずは筆記試験、２度目でやっと受かりました。
あーんなにテキストを読んだのにね。英語の勉強にもなって良いと思ってたんだけど、『ワイン３杯とビール１本とミックスドリンク１杯、どれが一番アルコール度が高いか』→知らねーよって選択肢はなかったのよね。。
そんな知識が運転の役に立つのだろうか？　アルコール度が高かろうが、低かろうが、違反は違反ではないかっ！
悪天候での運転の仕方、とか、スクールバスが側を通った時、とか、、今まで縁のなかった状況については特に苦手でした。
落ち込んだり、荒れたりで、夫には迷惑かけました。　スマヌ、夫。

そしてドライブテスト。。これは更に荒れました。

自分持込の車で、試験官を助手席に乗せ、一般道路を指示道理に走っていくのだけど、、、
制限時速を守ろうと思い、ワザと時速１マイル位遅めに走ってみた。道のでこぼこやうっかりすると時速より速くなってしまうと思ったから。でも試験官は助手席から、つまり斜めの角度からスピードメータを見ていた訳で、「制限時速より5マイル遅く走っていたので、減点」と言いやがった。そして線路を越える時に左右を確認するんだけど、大袈裟に首を振ったにも関わらず「左右を見てなかった」と言い切った。見ていなかったのはお前だろう！と言いたい。そして、、車線変更するときに、ミラーや実際に目で後方を確認するのだけど、首の曲がり方が足りないだって！
イジワルだとしか言いようが無かったです。もちらん、不合格でした。。
数年たった今でも、私はあんたのこと許して無いよ～。　いつか見ておれ！

そして２度目の挑戦。
そのＤＭＶは試験官が２人しかいないので（何度も通っているだけあって、詳しいのよっ）、前回の時の奴が当たらぬ様心から願いました。20分程の待ち時間、受験者の数を指で数えたりしてどちらの試験官が当たるか予想してみたりもしてました。窮地に立たされる人間（私ネ）は行動が怪しくなるものです。　運良く別の試験官に当たり、信じられない位スムーズに済みました。　試験の直後に写真撮影をして、運転免許書を作ってくれたのですが、このうえない笑顔です。私は。
日本だと運転免許証って、渋い顔して撮りますよねー。　日本にいた時、何度も免許証を更新したけど、眠っているか、驚いてるか、クライかのどれかだったもの。

という訳で、愚痴ってすみません。

一度で合格したというあなた！　素晴らしいです。
そうでない方は、こんな人もいるんだと思うとホッとするでしょ？？
大丈夫ですよ、私でも運転しているんだから。